「注染」という方法で、職人さんが一枚一枚染め上げています。 手仕事ですので、一枚ごとに“にじみ”や“色むら”があったりと表情が変わります。 染料を使用しているため最初は色落ちしますが、使っていくうちに段々と色も落ち着き、 生地も柔らかくなり、とても風合いの良い手ぬぐいになっていきます。 吸水性・通気性の良さも魅力です。

【捺染 (なっせん)】
染料を糊にまぜ、直接布地に摺り付けて染色すること。 特に、型を用いた型染めをいう。プリント。なせんとも言います。

【お取扱いについて】
若干色落ちする場合があります。 洗濯の際は、色が移る場合がありますので、他のものと一緒に洗濯するのは避けて下さい。 漂白剤や蛍光材入り洗剤のご使用は避けて手洗いして下さい。 長時間水に浸けたり濡れたまま放置しますと、他のものに色が移る場合があります。 手ぬぐいは、基本的に端がきりっぱなしです。このおかげでとても乾きやすく衛生面も優れています。 (雑菌がたまらない。)昔は古くなった手ぬぐいを包帯にしたりハタキにオムツにしたりと 最後は形をを変えました。 初めは糸が出ますが、使い込むうちにフリンジ状になり、ほつれる事はありません。5ミリほどで止まります。 糸が気になる場合は、糸を引き抜かずハサミできりそろえて下さい。 注染の手ぬぐいでは、生地の端、”みみ”の部分が少し厚くなっています。 そのため、この部分の色が薄くなる事があります。
